オフセットの説明
 
 内容
「図1」のように@ABの順番にクリックしたいが、
「図2」のようにダイアログの位置が都度変更される場合
図1 図2(薄い線は図1の位置です)
 
 処理工程
 
処理1 オフセットデータ取得のための条件指定
処理2 @をクリック
処理3 Aをクリック
処理4 Bをクリック
 
 ロボットマウスくんの操作(処理の編集)
処理No1の編集 
 オフセットデータ取得のための条件指定
1.ロボカーソルを合わせる

特徴的な色を指定
1番左上の色にカーソルを合わせる
(1番左で、1番上の色)

拡大鏡が便利です。
WindowsXPの場合
[スタート]-[すべてのプログラム]-
[アクセサリ]-[ユーザ補助]-[拡大鏡]
Windows2000の場合
[スタート]-[プログラム]-
[アクセサリ]-[ユーザ補助]-[拡大鏡]
2.ダイアログにて各種変更

□変更内容□
<設定ダイアログ>
「イベント種類」を『条件指定』に設定
条件色指定-ボタン「取得」を押下

<詳細設定ダイアログ>
・検索範囲「x+−」を『40』に設定
・検索範囲「y+−」を『40』に設定
「検索範囲」で設定した範囲
処理No2の編集 
 @をクリック(@については「図1」参照)
1.クリックしたい場所にロボカーソルを合わせる
2.ダイアログにて各種変更

□変更内容□
<設定ダイアログ>
・「イベント種類」を『左クリック』に設定
・「オフセット」にチェックを入れる
「オフセットNO」を『1』に設定

処理No3の編集 
 Aをクリック(Aについては「図1」参照)
1.クリックしたい場所にロボカーソルを合わせる
2.ダイアログにて各種変更

□変更内容□
<設定ダイアログ>
・「イベント種類」を『左クリック』に設定
・「オフセット」にチェックを入れる
「オフセットNO」を『1』に設定

処理No4の編集  
 Aをクリック(Aについては「図1」参照)
1.クリックしたい場所にロボカーソルを合わせる
2.ダイアログにて各種変更

□変更内容□
<設定ダイアログ>
・「イベント種類」を『左クリック』に設定
・「オフセット」にチェックを入れる
「オフセットNO」を『1』に設定

 ロボットマウスくんの実行(処理の実行)
処理No1の実行
「処理No1の編集」で指定した検索範囲を上から下、左から右に検索して
1番最初に一致した場所と、
「処理1の編集」で指定場所との差をオフセット値とします。



もし一致する色が無い場合、
「条件判定後移動先No指定」-「偽No」を処理と同じNo(1)を指定しているので範囲内に一致する色が出現するまで待機します。
一致した場合は「条件判定後移動先No指定」-「真No」でNo(2)を指定しているのでNo2に進みます(次の処理に進みます)
青い線 オフセット値(Y)
赤い線 オフセット値(X)
オフセット値は表示されません。
補足 検索範囲の検索順番


検索範囲「x+−」、「y+−」を『2』に
設定した場合の場合の例です
処理No2の実行
「オフセットNO」を『1』に設定しているので処理No1のオフセット値を元にクリック位置を補正します。
処理No3の実行
「オフセットNO」を『1』に設定しているので処理No1のオフセット値を元にクリック位置を補正します。
処理No4の実行
「オフセットNO」を『1』に設定しているので処理No1のオフセット値を元にクリック位置を補正します。